植野祐美インタビュー その1 2017/02/13
じんの「まずは自己紹介から…」

植野「役者とダンサーをしております植野祐美です。ガソリーナや所属です。ダンスは、いろいろなジャンルをやっていたんですけど一番長くやっていたがコンテンポラリーダンスで、最近はポールダンスを始めました。
 コンテンポラリーダンスってわかりにくいと思うんですけど、一番近いのはモダンバレエかな。そこから派生してちょっと現代的な要素を取り入れたって言う意味で、コンテンポラリーと言う名前がついてるんです。
 だけど、コンテンポラリーダンスっていうジャンルがあるわけではなくて、感情的に踊ったり、技って言うよりも流れとか形とか、人間の感情みたいなのが、押し出されたダンスのことを言うみたいです。
 でも、普通の人が見たら、不思議な動きをするダンスだなと思うと思います(笑)」
じんの「なぜそれに魅力を感じたの?」

植野祐美「私が演劇とかをやっているというのもあって、やっぱりダンスにも、はっきりとしたストーリー性はなくても、前後の動きが影響して、それに絡みとられていく動きの連鎖とか、なんていうか、その不思議な動きにも実は一環したものがそこにあるんです。
 踊り手としてはそれがすごく素敵です。見せていくバリバリのダンスも好きなんですけど、どっちかって言うと、自然体で踊る感じに魅力を感じました」

じんの「そこまで聞くと、どこに行ったら植野さんのコンテンポラリーダンスを見ることができるですか? と、聞かれると思うんですけど」

植野祐美「コンテンポラリーダンスは、今見てもらう機会があまりなくて…」

じんの「予定はあるの?」

植野祐美「ないです。(笑)舞台をやるといっても、コンテンポラリーダンスを踊る私は採用されないみたいなところがあって(笑) 
 発表する場があまりないので、動画とかに撮って発信していきたいと言う気持ちはあるんですけど、それはまぁ企画中というか、準備中というかの一つです」

じんの「クラウドファンディングで募ったら? 植野祐美が踊る場所を提供してください、って」

植野祐美「それいいですね」

じんの「ダンスはそんな装置とかもいらないしね」

植野祐美「お願いします、皆様…」

じんの「そして、今回の『ShortCuts3』について」

植野祐美「私、じんのさんの短編演劇は、見てはいるんですけどやるのは初めてです」

じんの「見た時にどういう印象だったの?」

植野祐美「稽古場で拝見したんですけど、なんだろう、作り込むと言う感じではなくて、自分の持っているほんとに今あるものを、全て出すと多分やってて面白いんだろうなと思いました」

じんの「もうちょっと具体的に言うと?」

植野祐美「私が一番めっちゃ面白いなと思ったのは『タイホしちゃうぞ』ですね。その時は、梅本まどかさんというアイドルさんがやっていたんですけれども、ありのままの可愛さを思いっきり全部出してる感じで。それを見てすごい! と。自分はいつも可愛らしさを表現するときにどうしても一歩引いてしまうところがあるから、全部ありったけ出している事にすごいかっこよさと潔さを感じて。もちろん、ものすごく、それはかわいかったんですけど、私はかっこいいなと思って。自分がやったらどうなんだろうと言うことをすごい考えながら見てました。そういう意味で、今までにない自分が出せるのかもしれないなって、期待はしてます」

じんの「この前、何日かプレ稽古みたいなものしたじゃん。それの印象は? そもそも、プレ稽古っていうのは何だったの?」

植野祐美「じんのさんの短編演劇の戯曲のストックが180本あるんですけど、それを端から読んでいこうと言うことでした。そもそも、この180本が上演されたのが2003年から5、6年の間なので、私たちは当然それを見てないんです。だから、どんな話があるのかというのを、劇団員たちだけでも把握しようと言うことで、端からいろんな役をみんなで交代しながら読んできました。そこで、どういう作品が合ってるのかとか、役者の方からどういうのがやってみたいかとかいろいろディスカッションしていきました。イメクラの作品が結構あって、風俗店のイメージクラブって私はじんのさんの作品でいくつか見ているんですけど、全然自分の中では実感がなくて、作品自体は小さなエチュードがたくさん連なってるような印象で、ある意味、無責任でのびのびとできる感じなんですよ。結構演劇って、かっちり全部何もかも決めて、じゃあやりましょう、みたいなものが多いんですけど、でもそれって、その人の良さみたいなものが結構消えていっちゃうような感じがするんです。でも逆にじんのさんの作品は、ある意味、素に近い状態で出来るようなものがたくさんあって、みんなが想像している非日常感みたいなのはあまりないんですけど、覗いてみたい世界があるというか。絶対に覗くことができない瞬間みたいなのがあるというか。本人だけれども、全然違う本人が見れる感じがあるんです」

インタビュー2へ続く…

 

 


折原啓太インタビューその1 2017/02/16 

じんの「まずは自己紹介を」
折原「折原啓太です。劇団回転磁石と言う所に所属しております。回転磁石は「回転コンパス」と読みます。これまでファンタジーとかずっとやってきた劇団ですが、これからも、いろんなことに挑戦していきたいと思っている劇団です。よく歌を歌います。合唱とかよくやる劇団ですね。今回のこの『ShortCuts3』の後にすぐ劇団の公演があるんです。3月の24日、25日。よろしかったらこちらにも足を運んでいただきたいです」
じんの「今回、自分の劇団の公演の稽古の合間を縫ってこちらに参加と言うことで(笑)」
折原「じんのさんにお話を頂いたときに、こちらの稽古と被ってるのでとても心配だったんですけれども、大丈夫だよと言ってくださったので、これはいけるかもしれないと思い参加させていただくことにしました」
じんの「そんなにじんのさんを信用して大丈夫なの?」
折原「信用しております。後は自分を信用することですかね。どうにかなるだろうと。頑張らせていただきます」
じんの「折原くんが、芝居を始めたのはそもそもなんでなの?」
折原「芝居を始めたのはきっかけはですね、高校の時、隣で弁当食っていた奴がですね、演劇部ののちに部長になるやつで、今の劇団の旗揚げメンバーになるんですけれども、そいつから弁当もらってそこから始まりまして。「演劇部やらないか?」と言われ、軽いノリで「やるやる」と言って、そのまま、その間にいろいろあったんですが、現在に至ると言う」
じんの「いろいろあったことをかいつまんで言うと何があったの?」
折原「高校辞めたりとか…」
じんの「高校中退?」
折原「これ話すと長くなるんですけど、高校三年生まで通ってはいたんですけど、みんなの卒業とともに僕は一回辞めて、すぐに別の高校に入り直し、さらに六年通ったんです」
じんの「さらに六年?!」
折原「全日制を三年、定時制に六年通ったんです」
じんの「高校生、何年やったの?」
折原「九年ですね」
じんの「義務教育とおんなじ年数じゃん!」
折原「そうですね」
じんの「義務教育二回分だね」
折原「それで一昨年ぐらいにようやく卒業したんですけど」
じんの「高校演劇演劇長かったねえ」
折原「いや、でも…高校演劇ってわけでもないですから」
じんの「だって高校生で演劇やってたわけでしょ」
折原「高校演劇は厳密に言うと、全日制の最初の二年しかやってなかったんです。その後の定時制の時はもう劇団磁石を立ち上げていたので。だから普通の演劇人です。普通の人の大学二年生の年ですね。僕は高校五年生でしたけど」
じんの「面倒くさいな、高校五年とか(笑) 今回どうしてこの『ShortCuts3』に出ることになったんでしょうか?」
折原「東京劇王という短編演劇祭に出させていただいて、その時に審査員でじんのさんがいらしてて、そこで見つけていただいたというか」
じんの「どうでしたか? その時の審査員のじんのさんの印象は?」
折原「Twitterを見ていて面白い人だなと、レゴやってるんだと。大体レゴの話しかしてない(笑)しかも、レゴをやってから審査に来てるんだなとか。それはとても印象的でした。「レゴがヤバいけど、かなきゃって」書いてあったんです」
じんの「それで、審査されての感じとかはどうだったんですか?」
折原「審査員に審査されるのは、高校演劇以来だったので、そういう意味では別の緊張感はあったんですけど、それでも、皆さんに何か考えた、と言ってくださったので、考えてもらえる演劇でよかったな、と。でも、じんのさんの講評の最初の言葉「君たち売れるよ」という言葉に笑っちゃいました」
じんの「今でも売れると思ってるよ」
折原「超ストレートに言葉をいただいたので、なかなかそこまでストレートに言っていただくことってないじゃないですか。ちょっとびっくりして、楽しく嬉しくなってしまいました」
じんの「それはよかった(笑)」
折原「ありがとうございます。力になる気がしました」
じんの「そう言われた、その人から、短編演劇やるんだけど出ないと言われたわけで…」
折原「(劇王に出演していた)三人とも出ないかなと言われたんですけども、その話を最初に聞いたのは僕だけだったので、僕一人で聞いていいものかと思ったんです。他の人たちが風邪で来ていない打ち上げの時に話があったもので…この嬉しい知らせを一人で聞いてしまっていいのかなと思いました。噛み締めておりました。そこでみんなにLINEをし、連絡をして盛り上がっておりました。いやーびっくりしましたね、まさか…あーまじで評価してくれていたんだと(笑)言われるだけじゃなくて、実際にも行動にも起こしてもらえると…力が沸きました」

 つづく

 

 

卯ノ原圭吾インタビュー 02/15 06:45 
じんの「まずは自己紹介から」
卯ノ原「はい。卯ノ原圭吾です。最近ではドラマに出さしていくいただくこともあって、その現場ではうのっちとか呼ばれていました。演劇界隈では下の名前で圭吾って呼ばれることが多いんですけれども、自分の名前は芸名ですけどもとても気にいっていて、この名前にしてから仕事を頂ことが増えました」
じんの「どうしてこの名前にしたの?」
圭吾「姓名判断とかもやりまして」
じんの「そういうのやったんだ」
卯ノ原「やりました。すべての画数を占って、いろいろ組み合わせて判断するんですけど。この卯ノ原圭吾は全部が大吉なんです」
じんの「その名前がこれなんだ」
卯ノ原「全部が大吉」
じんの「わかったよ、それはもじう(笑)」
卯ノ原「名前を変えてから、立て続けにいろいろ良いことがあって、だから名前はとても大事だなと思っています今は(笑)」
じんの「よかったね(笑)それで、芝居始めたのはそもそも何で?」
卯ノ原「芝居始めたのはもともとは、大学二年の時、大学は明治大学なんですけども、そこでシェイクスピアプロジェクトっていう、学校のプロモーションの一環として、シェイクスピアを百人以上の学生で作り上げて、それを公演をするというのががあったんです。それまで演劇をやったことがなくて。演劇って興味はあったんですけど、ちょっととつきにくいみたいな部分があるじゃないですか。例えば、歌とかだったら一人でカラオケに行けばいいけど、、演劇は、じゃぁ、ちょっと演じてみようっていうふうにはなかなかならないし… それで、そのオーディションがあるって言うことで、それはちょっと機会だからと思って、最初は就活でネタとして話せるといいなと思って、受けたんですよ」
じんの「もともとやってはみたかったの? 演劇は」
卯ノ原「やってはみたかったです。でもチャンスもなかったし無理かなと思ってたんですよ。それでオーディションを受けてみて。どうなるかな? と思ってたんですけど、そこで主役になっちゃって」
じんの「まじで? 主役なの?」
卯ノ原「はい」
じんの「そもそも、その戯曲は何だったのシェイクスピアのなに?」
圭吾「『ヘンリー四世』っていう戯曲です」
じんの「『ヘンリー四世』の主役はヘンリー四世なの?」
卯ノ原「『ヘンリー四世』の主役ってヘンリー四世じゃないんですよ。その息子なんです」
じんの「そうなんだ、ごめんねシェイクスピア嫌いなんで全く知識がないんだよ、じんのさん(笑)」
卯ノ原「その戯曲は休憩を入れたら三時間半位で、初舞台にして三時間半の主役をやったわけです。このしゃべりっぱですごいしりだったんですよ」
じんの「シェイクスピアだからね…っていっても、シェイクスピアよく知らんのんだけど」
卯ノ原「そもそも舞台に上がる、初舞台って、いろいろ大変じゃないですか、なのに、いきなり主役だったんで。いろいろ、プロの方とかに教えていただいて、扉座の横内さんとか、プロの方に直接教えていただけるみたいな機会があって」
じんの「それは初っぱなからすごい経験だねえ」
卯ノ原「それで、そういった皆さんのおかげで、その『ヘンリー四世』をやっ後で、心境が変わりまして、最初はやっぱり就活でネタとして話せればいいかなぐらいの感じでやり始めたんですけど、同期の奴らにも負けたくないと言う気持ちも出てきて、そして気づいたらどっぷりはまってしまって…」
じんの「なるほどね」
卯ノ原「それでも、ちょっと待てよ、と。本当にこれでいいのか、って考える時期が欲しくなって一年間休学して、海外とかで本場のシェイクスピアを見てみたりとかしたんです」
じんの「海外はどこへ行ったの?」
卯ノ原「イギリス、フランス、ベルギーと、オーストリアに一人で、旅して」
じんの「どのくらいの期間?」
卯ノ原「それでも二ヶ月ぐらいだったかな。それで一人旅したら何か変わるかなというのがあったんです。そこで出会った人間関係だったりとか、絵画のとの出会いは大きかったですね。毎日ほんとに、美術館も行って。それで、帰ってきてから、やっぱり演劇やりたいなと。それで今に至るというか」
じんの「まぁそんな君が、今回、じんのさんのところになぜ出ることになったんですか?」

つづく